滝頭公園の花について 滝頭公園で季節ごとにみられる植物を紹介します。 4月 ソメイヨシノ桜の中で一番多く植えられていて桜といえばソメイヨシノといえます。花は葉に先立って咲きます。 レンギョ魚が連なっているように見えることからレンギョという名がついたそうです。黄色の花が春先に葉より早く咲きます。 シヤガ林など、やや薄暗いところに自生します。別名をヤブショウブともいいます。 ツツジ種類が多く、キリシマ、ウンゼン、ヒラド、ミツバ等が有名です。庭木、生垣、盆栽にも利用します。 5月 シャリンバイ枝葉が車輪のようにつき、花がウメに似ているのでこの名がつきました。庭木、公園樹として塩害に強いです。 エゴ雑木林に自生し、庭にも植えられます。昔は実を石鹸の材料としました。 マツヨイグサ夕方に咲いて朝しぼむので宵待草、月見草とも言います。越年草。帰化植物で海辺、荒地、河原に多く見られます。 ウノハナ山や里に自生し、大きくなると木の中が空になります。ウツギとも言われます。 ナルコユリ葉の付け根に3~5個ずつ付きます。アマドコロに似ています。花がたくさんぶら下がっている様子から鳥を追い払う鳴子から来ています。 オオキンケイギク北米原産の帰化植物です。在末植物を駆逐するので移動禁止植物です。 6月 アジサイ花の色が日がたつと変わるので「七変化」ともいいます。さし木で簡単に植えます。 ササユリ日当たりの良い山地に生え、歯が笹に良く似ていることから名がつきました。滝頭公園学習の森に多く見られます。 ナデシコ紅秋の七草の一つで、野山・河原の日当たりの良い場所に生える多年草です。 キンシバイ庭、公園によく植えられるもので、標高は一寸ぐらいの低木です ナデシコ白園芸用に品種改良したものでナデシコ(紅)の色違いです。 スイレン水中に植えて美しい花をつけます。滝頭公園の上池で見られます。 7月 ネジバナ日当たりの良い芝生等に生えます。らせん状に花が付くのでこの名がつきました。 ウバユリテッポウユリに似ています。茎先に水平に咲きます。滝頭公園のアジサイの森に多く見られます。 8月 ムクゲ夏の代表的な花の一つで公園や、道路沿いに良く植えられます。さし木で殖やせ、八重の品種もあります。 タカサゴユリ5月から9月頃まで咲きます。白色に薄い紫の筋が入っています。 サルスベリ花期が長いので百日紅ともいいます。サルもすべり落ちるほど幹が滑らかでこの名前が付きました。 9月 マンジュシャゲひがんばな、有毒です。「花は葉を見ず、葉は花を見ず。」 マテバシイの実マテバシイの木は公園、街路樹等に植えられます。マテバシイの実は大形で、煎ると食べられます。 ススキ秋の七草の一つです。中秋の名月に似合う花です。 アザミ種類が多く日本には50種類以上あります。やまごぼう漬には「モリアザミ」の根を使います。 ハギ代表的な秋の花です。山野に自生し淡紫、白色などの花が咲きます。 10月 ツワブキ山野に自生し庭園の根締によく使われます。きやらぶきの材料としても利用されます。 11月 モミジカエデ、落葉高木。谷川沿い、庭、神社の境内に多く見られます。滝頭公園では桜に次ぐ代表的な木です。 2月 カワズサクラ寒緋と大島の自然交配種です。伊豆半島の河津が有名です。 フキノトウ早春に若穂を出し白い花が咲きます。山菜、天ぷら、おひたし等にします。 3月 コブシ雑木林の湿った土地を好みます。庭、公園等によく植えられ、春を告げる花でもあります。 ユキヤナギ落葉低木で株立し白い花が群ってつきます。庭や、公園によく植えられます。